醜悪人形

それらは全部幻で

　　　君ノ声を聞いたこの耳も

実は　　　　　実は　　　　　　実は


　　　嘘で


　・・・・・。
　
　

許さないで
　できれば一生
　　　　死んでからも
　　生まれ変わっても
　君が生きようと思っても

　　　　　　　どうか僕を許さないで
憎しみにまみれた顔で笑って
　そしたら僕も笑える

　愛してって笑える
　　　　　笑える笑える殺せる

　　　　　　　　　　大好き

嘘　　　　　　　　　　　　死ぬほど嫌いだよ

でもねでもね・・・・・
君が君が泣くんだ泣くんだ
　　　ほっとけないよ

　　　面白すぎて笑っちゃうもの

ねぇ。
ずぅぅーっと僕をうらみつづけてください
そしたら君ノ瞳に僕が映る
　　　　　　　　　　生きる

　　　歪んだ愛でもいいの

　　こっちにきて
　　　　　　手を引いて

　　　　　　　　　一緒に逝こうね
　そう、激しく抵抗して
　　　　僕を心から切り裂いて

否定して

　　　さげずんで

　　　　　　　嫌って

　　　　　　　　　足蹴にして

　　　　　　　　　　　　　この世のものとは思えないほどの冷たい目で殺して

いいの　　　　いいの
　　
　
　
　　　あなたの手で死ねたなら・・・

　　　　どうぞ僕を憎んでください

　君が僕を憎む事をこんなにも望むなんて

狂ってよ
　　狂って
　　　
　　　　何にも思わなくていいから

　　殺したくなるほど憎んで
　　　
　　　　触って
　　　君のこと

　　君のこと
　　　　　　　君のこと
　　
　
　
　　　　食いちぎりたいんだ


　　

　
　そうだね

　　　　　　そして憎んで
忘れないで

　　　　　　　そこにいさせて


　　　　僕に感染するんだ